January 22, 2020

精神安定剤のような音楽、Cigarettes After Sexについて熱く語りたい

cigarettes after sex
グレッグ氏 from Wikipedia

2017年頃から令和2年の現在に至るまでCigarettes After Sexの曲をずーーーーっと聞いている。みなさまこのバンドご存知でしょうか?日本ではあまり知られていませんが、アメリカやヨーロッパでもたぶんあまり知られていません(笑)。アメリカ人とイギリス人のギターの先生に聞いても知らなかったからね・・・。でも私はCigarettes After Sex(以下CAS)が大好きなので、今日はこのすばらしいバンドについて語りたいと思います。

どんなバンドなのか

2008年にアメリカで結成された「MVなし、ジャケットは全てモノクロ。シングルの再生回数は4000万回超える謎多きバンド」

メンバーは現在4人。リーダー・ボーカルのグレッグ・ゴンザレス氏の声がビタースウィートすぎて、完全にかっこいい女性を想像していたら男性だったのでびっくりした。ライブ映像やトーク映像を見る限りでは、他のメンバーも含めみんなクールでミステリアスな感じだ。なんかみんな黒い服着てるし。しかしその音楽は夢の世界のようにゆったりしてどこまでも優しい。ジャンルはドリームポップ(ふわんふわんした浮遊感のある音楽)というやつらしい。Spotifyさんがいろいろレコメンドしてくるんで他のドリームポップも聞いてみたけど、CASの高揚感は個人的には別格。恋愛の絶頂期のような幸福感がある。

そして最近気づいたけども、CASの音楽を聞いてると(テンションが)上がるだけでなく安心する。たとえば私は外出して騒がしいところに行ったり、初対面の人と会う用事があったりすると苛立ちや緊張で逃げ出したくなることがある。 そんなときも彼らの音楽を聞いていると落ち着いていく。そんなわけで、ちょっとした精神安定剤みたいな存在になっている。
似たような曲ばっかり?マンネリ?それはそうかもしれない。でも、それも含めて良いんだよ!バンド名はなんかインパクトあるけど、曲はむしろピュアだよ。

CASは欧米を中心に世界各国でライブをやっていて2020年はヨーロッパツアーを予定。もういっかい日本、いやせめてアジアに来てほしい!

好きな曲をどんどん挙げていく

Please don't cry

"Romans 13:9" に収録(2011)

一番最初にはまった曲。2017年の春に洋楽聞きまくろうキャンペーンを一人開催していたときにyoutubeで知ったのだったか。零細SIerに転職した時期だったなー。曲を聞くと当時のことなんかも思い出す。
最初のアルバムRomans 13:9は今と違ってアップテンポで爽やかなアコギメインの曲が多く、これもそのひとつ。同じ系統の曲ではNight TrainやYouもいい。Youなんか、最初聞いたときはあまりの明るさに驚いたほど。Please don’t cryは別れの曲だけに切なく、明るさと悲しさが絶妙に混じってる感じ。本当に何度聞いたかわからない。
ちなみにコード進行が簡単なので初心者のギター練習にもおすすめ。

Apocalypse

"Cigarettes After Sex" に収録(2017)

Please don’t cryの次にはまったけれど、この曲は今のドリームポップっぽい路線。君をここにずーっと閉じ込めてさよならなんかできなくしちゃうぞ☆というメンヘラっぽい歌詞。
アポカリプスは「世界の終わり」という意味だそうです(黙示録という意味もある)。

Cry

"Cry" に収録(2019)

最新アルバムに入っておりアルバムタイトルにもなっている名曲。My heart just cant’t be faithful for long. I swear I’ll only make you cry.(意訳:ずっと君だけのものではいられないよ、泣かせてしまうけどでも泣かせるだけにする)というチャラ男のような歌詞だけどこんな声で歌われたら許してしまうな。プー太郎になってバンコクに行っていたときに毎日聞いていた。プロンポンからスクンビットまで(電車代節約のために)歩きながら。 このアルバムの中ではKiss it off meも大好き。

Crush

シングル(2018)

Hold you here my loveliest friendってとこが好き。friendなんだ。

K

"Cigarettes After Sex" に収録(2017)

ゴンザレスさんが遠距離恋愛していたKという女性のことを思って作った曲らしい。CASの曲の中で一番人気で有名みたいなんだけど、なぜか私はそんなに思い入れがない。不思議。
それにしてもこのアルバム”Cigarettes After Sex” は名曲揃いなのでぜひ一度聞いてみてほしい。

Sweet

"Cigarettes After Sex" に収録(2017)

CASがいよいよ大好きになった曲。当時はPlease don’t cryとApocalypseは異様に好きだけど、他の曲はそうでもないな・・・と思っていた。でもこの曲を知って、全部の曲が好きってわけじゃないけどこのバンド大好き!と思うようになった。

メロディが本当に美しく、情景が頭に浮かぶような歌詞も美しい。
It’s so sweet, knowing that you love me
Though we don’t need to say it to each other, sweet
Knowing that I love you, and running my fingers through your hair
It’s so sweet

John Wayne

"Cigarettes After Sex" に収録(2017)

個人的な思い出とも結び付いていて一番好きかもしれない曲。2018年は楽しかったな・・・(遠い目)。John Wayneとは昔のアメリカの映画俳優。生涯で3回結婚したらしい。レディー・ガガも同じくJohn Wayneという曲をリリースしている。
この曲は面白いことにHeとHerが出てくるんですよね。彼女のことが大好きな彼のことを自分が見ている、というような曲。で、あいつJohn Wayneみたいに女を追いかけ回しててクレイジーだよねー、という曲(だよね?)。僕はどういう立場なんだろうなあ。
サビももちろんいいんだけど、最後のサビに繋げる間奏の盛り上げ方が抜群で、高揚感が半端ない。

他のおすすめドリームポップバンド

上でも書いたように、やっぱり他のドリームポップバンドよりCASが一番好きだなー、と思うんだけど、Beach HouseUnknown Mortal Orchestraも好きです。特にBeach HouseのMythは本当にすばらしい曲。サビが一回しか出てこないのがにくいんだけど、そのサビが美しすぎて何度も聞いてしまう。 もちろんサビ以外もいいよ。
ドリームポップじゃないけど、邦楽だと15年くらいスピッツが一番好きです。ピュアな愛を歌ってるんだけど、ちょっと素直じゃないところがCASに似てる、かもしれない。

まとめ

とりあえずみなさん"Cigarettes After Sex"というアルバムを聞きましょう。辛い夜がやり過ごしやすくなるかも。Spotifyなら無料で聞けるよ!