December 06, 2019

【禁断症状】本の虫が無印Kindleを半年使った感想【紙は神】

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こんにちは、虫は嫌いだけど本は大好きな本の虫、hachiです。 私は昔からわりと活字中毒で、夜は枕元に積んだ本のそばで眠り(読みながら寝落ち)、朝は起きて最初にやるのが本をパラパラ眺めて脳を起こすこと、といった感じの生活をしていました。そんな私がKindle(PaperwhiteやOasisではない廉価版)を使い始めて半年ほど経ったので感想を書きたいと思います。 結論から言うと紙の本は神でKindleは神の使いです。
※Kindle Paperwhite等とは仕様が少し違うのでご注意を

なんでKindleを買ったのか

前からちょっと気になってはいたけど、ジャバザハットリさんが勧めていたので。

あとプログラミングとかのぶ厚い技術書を持ち運ぶ必要がなくなるのは確かにいいなと思いました。そして私は引っ越しがかなり多く2年に1回くらいのペースで引っ越しており、今は荷物をほとんど処分してタイに滞在しています。引っ越しの時にけっこう大変なのが、本棚の本を段ボールに詰めることなのです・・・。大量の本がKindle端末やクラウド上に納まってしまい、いつでも取り出せるのはありがたい話です。

半年使ってわかったKindleのいいところ

・目が疲れない
Kindleは無料アプリを入れればスマホやタブレットでも読めるのですが、わざわざ端末を買ったのはこれが理由でした。Kindleは液晶ではなく特殊インクを使った画面表示のためブルーライトや反射が なく、スマホに比べると断然目が疲れにくいです。一日中PCをいじっていることが多い私にはありがたい。バックライトが搭載されているので暗闇でも読めますが、やっぱり真っ暗な中で読むと疲れるのでやめた方がいいです。
  

・コスパがいい
Kindle(広告あり)の価格は8,980円でPaperwhite(13,980円)やOasis(29,980円)と比べるとかなりお安く、とりあえず電子書籍を試してみるには丁度いい価格となっています。広告なしにすると10,980円。 広告ありとは何かというと、起動時に毎回↓のような広告が表示されて指でスワイプしないと起動できない(本が表示されない)というもの。広告がなければ電源ボタンを押した瞬間に読書が開始・再開できます。個人的にはこれはさほど不便に感じません。むしろ電源オフしても常に↓の広告画面が表示されたまま(電力は消費しないっぽい)なのがなんかダサくて気になる。



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待受画面(変更不可)電源オフしても出っぱなし

でも広告なし版の壁紙もダサいらしいので、まあいいか(笑)。 上位機種よりも低い解像度も、普通に文字だけの本を読む分にはあまり気にならないですね(上位機種と比較したら気になるかも)。漫画も読める。ただ解像度というよりも画面の小ささとズーム動作の遅さのため、雑誌などを読むのはかなり厳しいです(後述)。

・荷物が軽くなる
Kindle(無印)端末の重量はわずか174gです。スマホより軽い。若干オモチャ感があります。でもこれで数千冊(文字だけの場合。クラウドに保存すればそれ以上)の本が持ち運べるんですよ!外出時や旅行中に読書がしたい人には最高です。映画が見られないLCCの機内でもKindleがあると時間があっという間に過ぎます。

・いつ何時どこで読書をしていても浮かない
今、読書してる人ってどんどん減ってる気がします。みんなスマホ。その中で一人だけ分厚い単行本などを読んでいるとなかなか浮きます。まあ別に気にしなければいいんですけど。Kindleならタブレットをいじってる風に見えるので(というかスマホからでも読める)、結婚式でもお葬式でも好きなだけ本を読むことができます(冗談です)。

・辞書機能がまじ便利
Kindleは選択した箇所をハイライトしたり辞書で意味を調べることができます。洋書を読むときにこの機能はめちゃくちゃ便利。しかもハイライトした単語は一覧になるので、自分だけの単語帳が作れちゃいます。英語の中上級者が語彙力を上げるには最高の機能だと思います。

・PDFも読める
PDFファイルもKindle用メールアドレス(というものがある)に送信すれば読むことができます。これがすごいのは単にPDFが画面に表示されるだけではなく、Kindle用書籍と同じようにフォントサイズ変更可能になったり、辞書検索できるようになるのです。
参考:【3分でできる】KindleをPDFに変換して読む超カンタンな方法

Kindleの嫌なところ

・端末で読むと白黒でしか表示されない
Kindle端末は全機種で特殊インクを採用しておりカラー表示ができません。ハイライトもグレー一色のみ。これでつらいのは写真集やフォトエッセイや雑誌を読む楽しみが半減っていうか9割減くらいになってしまうこと(当社比)。タブレットやPCならカラー表示できます。

・動作・反応が遅い
購入前から(特殊インク仕様のため)「動作がもっさりしてる」という話は聞いていましたが、確かに遅い。文字選択やズーム時に自分の思ったとおりに反応しないことが結構あり、気になります。あと私はあまり気にならないですが、ページ遷移すると前のページのインク跡がうっすら残ることがあります。

・Kindle版がない本が結構ある 単行本や文庫本はあってもKindle版が販売されてない本、結構あります。メジャーな作品だったら問題ないけれど。あと古い本もないことが多いですね。
江國香織の『落下する夕方』買い直したいんだけどな・・・(-_- )



・癒されない
私にとって一番大きな問題がこれ。というのも私は今タイに一時滞在中でして、紙の本を一冊も持っていないのです。滞在期間は約2か月。こんなに紙の本に触れなかった期間は人生初。はっきり言って紙の本への禁断症状が出始めています(ヤバイ)。本のかわりにTwitterばっかり見ちゃう。遂に耐えかねてバンコクの紀伊国屋書店に駆け込み文庫本を処方、いや購入しました。

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処方箋:紙の本

私は単に情報を得たり頭を動かしたいがためだけに本を読んでいたんじゃなかったんだな、ということに気付きました。物としての本がとても好きなようです。紙やインクの匂い、持ったときの重み、分厚い本を読み切ったときの達成感、見開きのレイアウト。紙の手触り、何十年も経過した本の黄ばみや匂いの変化。うっかり零してしまった醤油の染み。当たり前ですがこういったものがKindleにはありません。そしてこれも当たり前ですが、Kindleの本はパラパラできないのです。パラパラしてふと目に入った箇所から読んでみたり、紙のパラパラ感そのものを楽しむことができないのです。パラパラってダンスがありましたねそういえば。とにかく物とか質量にはよくわからないけどなんか癒される独特の力があるようです。

最後にもう一個言うと、電子書籍で読んだ文章というのはweb上の文章と同じように、あっという間に頭から抜けていってしまうような気がします。じゃあ紙の本は全部ちゃんと覚えてるのかよ、と言われればそんなことは全くないけど。ただ本という形で目の前に可視化されることで、ふと目についたからもう一度読んでみるか、という感じで手に取りやすくはなるし、視覚だけでなく触覚や嗅覚でもその本が知覚されるのは大きな違いだと思います。

まとめ

やっぱり紙の本は最高ですが、持ち運びが不便などの欠点もあります。それを補ってくれるKindleちゃんもまた読書好きにとっては大変頼もしい存在。両方を使い分けながら楽しい読書ライフを送りましょう。